中経出版 (2009)
1400円+税
ISBN-10: 4806134406
ISBN-13: 978-4806134404
最新 政治のニュースが
面白いほどわかる本
日本の政治は、いま大きな転換期を迎えています。
本書は、現代日本の政治の過去、現在、未来を知るうえでカギになる
3つのポイント、
● 1. 構造改革
● 2. 政権交代
● 3. 国際貢献
を、イラスト付の対話形式でやさしく解説しています。
むずかしい政治のニュースが、面白いほどわかるようになる一冊です。
目次
はじめに
2060年のあなたへ-現代日本からのメッセージ
第1章 どうなった? 構造改革
第1節 なぜ「構造改革」は悪者にされているのか?
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不景気は構造改革のせい?
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非正規雇用問題は構造改革のせい?
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構造改革が規制緩和・自由化を進めたねらいは?
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小泉改革で日本の株価が上昇!?
第2節 結局「構造改革」は何をやったのか?
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ことの始まりはバブル崩壊から
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不良債権の処理が必要だった理由
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不良債権処理という勇気ある選択
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労働人口が減っていく!?
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道路公団が民営化した理由
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郵政が民営化した理由
第3節 「構造改革」は進めるべき?やめるべき?
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結局のところ構造改革は進めるべき?
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もし公共事業を減らしていなかったら
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郵便の数が半分になる!?
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改革は進んでいないのかも・・・
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世界中が相手のグローバリゼーション
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構造改革でグローバリゼーションに負けない国に
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国会のねじれ現象で、構造改革も前進せず
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「天然記念物のトキを焼き鳥にする」騒動
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定額給付金は構造改革の否定
☆column 壮絶だった「郵政選挙」
第2章 どうなる?政権交代
第1節 どんな政権ができるのか?
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衆議院と参議院のねじれ現象
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自民党は改革政党じゃなくなっちゃった?
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もし自民党が3分の2の議席を得たら?
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国民を無視した連立は絶対だめ!
第2節 二大政党制ってどんな制度?
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どうして二大政党制になるのかな?
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比例代表は二大政党制の障害?
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政権交代すると政策はすべて変わる?
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政権交代すると政治はどう変わる?
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政権交代すれば本当に政治はよくなる?
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「お金配り」の政策は国民のため?
第3節 自民党と民主党は何がどう違うの?
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自民党と民主党、どっちも「幅の広い」政党?
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「米百俵の精神」って何?
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「田中角栄の時代」と「小泉純一郎の時代」
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自民党は「国民政党」?
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自民党は無党派層を失う?
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民主党はいろんな議員が集まる柔軟な政党?
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自民党も民主党も目指すのは「大きな政府」?
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財源を無視すればなんでも言える
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投票したい政治家や政党がなかったら?
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政治に注文するべきこと
第4節 これからの日本に必要な政治とは?
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政策には「どんな国にしたいか」が欠かせない!
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地方分権をしないと地方は救えない
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グローバリゼーションの波に乗るために
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日本の「分度」を決められる政治家を選ぼう
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よい政治家の条件とは?
☆column 年金、こうすればわかりやすい!?
第3章 どうする?国際貢献
第1節 自衛隊はなぜソマリア沖に派遣されているのか?
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なぜ日本の自衛隊が海賊と・・・?
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派遣される自衛官のための法律を!
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護衛艦に「ありがとう」の横断幕
第2節 日本にできる国際貢献とは?
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のべ3万人以上の自衛官が、海外で活躍!
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「テロ特措法」ってどんな法律?
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国際貢献の「両輪」
第3節 テロと日本の国際貢献
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アフガニスタンはいま、大変なことに
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パキスタンの核兵器が、テロ組織の手に
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反米イランまで味方につけるオバマ戦略
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アフガニスタンへの日本の協力は・・・
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テロを許してはいけない理由
☆column 海上自衛隊・練習艦隊乗艦記
用語解説
あとがき 1960年のあなたへ
本書「はじめに 2060年のあなたへ-現代日本からの
メッセージ」より 一部抜粋
私は国民に、提供せずに要請する。
国民の財布におもねらずに、その誇りに訴える」(加藤俊一訳)
いまからおよそ50年前の1960年。 ジョン・F・ケネディは、
大統領候補の指名受諾演説で、こう国民に語りかけました。
あれから50年。
私たち日本の政治は、国民に要請することをやめ、
提供することばかりを考え、
決して国民の誇りに訴えることなく、進んでいきそうです。
(中略)
でも、希望も持っています。
もしも、少しずつでも国や地方の借金が減って、人口減少に比例して、政府が小さくて効率的な存在になれば、日本はきっと甦える。
福祉や教育が、ムダな公共事業の代わりに充実してくれば、世界に羽ばたく人材を養成して、日本は確実に成長する。
世界中の人が、憧れて集まるような国。
世界中の人、モノ、金、情報が集まる国。
世界中の困っている人や国を、助けることのできる国。
きっと、日本はそんな国になっているのだと、思っています。
なぜなら、賢明で誠実な人が集えば、世の中は良くなるからです。
私たちはすでに、そのことを歴史から学んでいます。
(つづく)