「歴史に学ぶ、事実と向き合う力」
10月16日(日)に、榎田竜路さんと対談をしました。
岐阜県の「海津市歴史民俗資料館」にて幕末に関する講演
立派な能舞台(の前)。 聴衆の皆さんは、50畳敷の畳に座られ、さらに後ろの椅子席もいっぱいで。 温かい雰囲気で、とってもお話ししやすくて、ありがたかったです。 (松永市長も最後までいらっしゃいました。歴史がとてもお好きだと伺いました)。 海津市は、高須藩のあった場所。...
歴史には、
人間の性(さが)、人間の避けては通れぬ美醜が堆積している。
これを活かさぬ手はない。
歴史が「人間の美醜の堆積物」だとすれば、
そこからより良い人生の歩み方を学べるのではなかろうか。
もしこの「人間の美醜」に、目次や索引が付いていたら?
もしこの「人間の美醜」に、いま活用する例示があったら?
そうなれば歴史は、理想の自分に近づくための、
手軽で万能な手引き書になるのではなかろうか
私の仕事はつまり、「人間の美醜」に目次を付け、
現代に活用できるよう例示することであると考えている。
瀧澤 中(たきざわ あたる) / 作家・政治史研究家
昭和40年東京都出身。平成13年『政治のニュースが面白いほどわかる本』(中経出版)がベストセラーとなり、時事解説を中心に著作活動を続ける。
日本経団連・21世紀政策研究所で平成23年~25年まで、日本政治プロジェクト・タスクフォース委員を務めた。政権交代の混乱期に「リーダーはいかにあるべきか」を徹底議論、報告書作成に関わる。また、『秋山兄弟 好古と真之』(朝日新聞出版)や『日本はなぜ日露戦争に勝てたのか』(KADOKAWA)等で、教育や財政面から歴史をやさしく解説し好評を得、その後『「戦国大名」失敗の研究』(PHP研究所)をはじめとする「失敗の研究」シリーズ(累計19万部)を執筆。自衛隊や日本経団連はじめ経済・農業団体、企業研修、故・津川雅彦氏主宰の勉強会で講師を務めた。マスコミで「近現代の例と比較しながら面白く読ませる」(日本経済新聞)と取りあげられるなど、〝むずかしいを面白く〟の信念のもと、「いまに活かす歴史」を探求している。『ビジネスマンのための歴史失敗学講義』(致知出版社)など著書多数。
致知出版社 ¥1,980
なぜ人は彼らについていったのか
西郷隆盛、二宮尊徳、徳川家康、ジョンソン大統領、
有能なだけでは人はついてこない。いつの時代でも問われるのは、人望力である。
では人望力はどこから生まれるのか。
歴史に学ぶリーダーシップの研究。
最新刊
瀧澤中の著書の一部ご紹介です。 著書一覧はこちら
ビジネスマンのための歴史
から学ぶ失敗学
敗れるはずのないものが
破れたのは?
人間を育てる力を育んだ明治という時代
大不況を乗り越えるための成功実学